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座間バラバラ被告、赤裸々告白するも唯一口を閉ざす話題

2018.10.20 16:00

「今日はすべて話します。何でも聞いてください」──2017年10月下旬、神奈川県座間市のアパートの一

「今日はすべて話します。何でも聞いてください」──2017年10月下旬、神奈川県座間市のアパートの一室から男女9人の遺体が発見され、日本中が恐怖のどん底に陥った。誰にも知られることなく、2か月で9人もの殺害に手を染めた男は、一体何を考えていたのか。

 神奈川県座間市のアパートの一室で9人を次々と殺害した容疑で、白石隆浩被告(28才)が逮捕されてから10月31日でちょうど1年が経つ。東京・立川拘置所の面会室、アクリル板越しに座る小柄で華奢な男が白石だ。髪は耳下まで伸び、口ひげ、顎ひげは生やしたまま。顔色は妙に白い。上下黒の服装で、にじり寄るように前のめりに話す。

 白石が被害者たちと知り合ったのはSNSサイト。「死にたい」と投稿していた若い女性たちに「一緒に死ぬ」などと書き込み、自室へ誘い込んだ。睡眠薬や酒を飲ませた後、首を絞めて気絶させて強姦し、ワンルームのロフトから下げたロープで首を吊って殺害。その後、遺体をバラバラに切断し、遺棄した。

 白石は昨年8月下旬~10月下旬のたった2か月の間に9人を殺害したうえ、解体したとされる。今年9月10日、東京地検立川支部は、白石を殺人よりも重い、女性8人への強盗・強制性交殺人罪に罪名を切り替えて起訴(男性1人については強盗殺人で起訴)した。

 犯行の理由について、「ただただ『欲』に突き動かされて、です。具体的には、金銭欲と性欲を満たすため。殺したのは、殺人や死体損壊の願望があったわけではないです」と語った白石。「強引な性交をしてから女性を生きたまま帰すと、一度逮捕された身だからすぐにしょっぴかれる。証拠隠滅のために殺しました」と、あまりにも身勝手な動機だ。

◆うまいものを食って、欲を満たして、極刑になってやろう!

 白石が最も興奮した様子を見せたのは、話が殺害後の「解体」に及んだときだった。

「逮捕された後、取り調べで犯行の再現をしたのですが、あまりの手際のよさに、刑事さんから『協力者がいるのではないか』とか『過去にもやったことがあるのではないか』とか、何度も聞かれましたが、全部1人ですし、過去に人を殺したことはありません。1人目の被害者のかたを解体するときにYouTubeやインターネットで検索して勉強したんです。

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