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ケバブとはどんな料理?国や歴史背景等も紐解きます!

日本でも人気が出てきていますケバブです。

知る人ぞ知る料理かと想いますが、一体どんな料理なのか説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか?

安い、うまい、栄養満点と中々優秀な料理でありますケバブを、国内外数えきれない程食べ歩いた私が解説致します。

ただ食べるだけよりも、どんな料理でどんな背景があるかを知って食した方がより面白いと思いますよ。

世界中で愛されるケバブを知りましょう!

ケバブとは一体どんな料理なの?

まずケバブとは一体何なのか?

日本国内でもケバブ屋さんを見かける回数も増えて参りましたが、まだまだよく知らない方も多いようです。

肉や野菜が盛りだくさんで、「ピタパン」と呼ばれる薄いパンの様な物でサンドされているスタイルが代表的な料理になります。

また串に肉が刺さっただけのスタイルもあり、多種多様な食し方がございます。

日本で言う焼き肉

ケバブの意味は「焼いた肉」や「燃やした肉」になります。すなわち焼き肉です。

ケバブには様々なスタイルがありまして、先程の写真のような物もあれば、以下の写真のように筒状になったものもございます。

はたまた串に肉が刺さった焼き鳥のようなスタイルもございます。

これらを総称して「ケバブ」でございます

国や地域によって様々なスタイルや味付けがあり、沢山の人々に愛される料理です。

ドネルケバブとは?

よくレストランのメニューで「ドネルケバブ」と書かれているケースがございます。

この「ドネル」とは回転すると言う意味になります。

以下の写真のように、肉の塊を回転させて焼くスタイルを指します。

ケバブの世界では割とポピュラーな調理方法でして、ケバブ=ドネルと思っている人も多いようです。

肉の塊を回転させて加熱することによって、余分な脂肪を落とし、旨味が増すみたいです。

ちなみに串に肉が刺さった焼き鳥スタイルは「シシケバブ」と呼ばれています。

栄養満点

ケバブは写真のように肉も野菜もてんこ盛りです。

串に肉が刺さっただけのスタイルの場合は例外ですが、サンド型や筒型のケバブはそれだけでお腹も栄養も満たしてくれる料理です。

しかも注文してから出てくるまでもファストフード並に早いですので、その点もGOODです。

また500円程という価格帯でお財布にも優しいですので、特に若い方にはおすすめでございます。

参考記事ケバブ人気の秘密を解剖!世界一好きな料理の魅力を紹介!

ケバブの発祥の国はトルコ

結論から申しますと、ケバブの発祥の地は現在のトルコになります。

諸説ございますが、元々トルコや周辺国に住んでいた方は遊牧民だったため、その際に飼っていたヤギや羊を焼いて食したというのが起源になります。

その後周辺の中等諸国へと徐々に広がっていき、様々なスタイルの食べ方が生まれます。

ですので現在のケバブとは、中東料理という方が正しいのかなと思います。

現在は中東のソウルフード

実際に日本を含め世界中にケバブを食べれるお店はございますが、その殆どが中東からの移民の方が経営しております。

例えばスペイン南部はモロッコ系の移民が多いですので、町中に多数あるお店はモロッコ人経営です。

イタリアはトルコ系移民が多いですので、トルコ人経営のお店が多い印象でした。

私は仕事や旅行でヨーロッパによく行き、その際必ずケバブを食べますが、ケバブ=中東料理と言うイメージが強いです。

移民の方現地の方どちらからも人気があり、ワールドワイドな定番料理の地位を確立している印象です。

店主の国籍により、確かに味付けや作り方などが違いますので面白いです。

ケバブサンドはドイツ発祥?

ケバブの発祥の国はトルコと解説いたしましたが、パンで挟むスタイルが確立されたのはドイツなんです。

ドイツに移住したトルコ系移民の間で流行ったのが発祥だそうです。

遊牧民の肉料理と、ヨーロッパの主食のパンが融合した料理という多国籍な一面もございます。

ケバブの歴史を解剖

歴史についても諸説ございますが、紀元前17世紀の現在のギリシャで串焼きをした跡が出土しており、その時代がケバブの起源ではないかと言われております。

歴史を紐解くとかなり昔から食されていたようですが、はっきりと現在の様子になったのは1800年代の現在のトルコです。

そして1900年代に入ると首都イスタンブールの多くのレストランで並ぶようになり、大衆化されていきます。

その後急速に中東諸国に広がり、国によってそれぞれ異なるスタイルが確立され、かつ定番化されていきます。

先程触れましたドイツで誕生したケバブサンドですが、1970年代に普及した比較的新しいスタイルです。

日本ではいつから食されているのか

日本は極東という立地から、欧米諸国よりもかなり遅れて認知されていきます。

主に店舗が増え始めたのは2000年代に入ってからになりまして、2010年代に入り急速に店舗が増えた印象でございます。

特に東京は外国人が多いですので、地方と比べ店舗を目にする機会が多いです。

2020年現在、日本では決して珍しい料理ではなくなりましたので、若者を中心に定番の料理になるでしょう。

まとめ

私はケバブが一番好きな料理と言っても過言ではないほど、気に入っている料理になります。

ですのでどんな料理なのか、少しでも伝わればと思い記事に致しましたが伝わりましたでしょうか?

どんな食べ物でも、歴史背景やどこの国で食べられているのか等、知っていたほうが楽しいと思います。

そんな発想で記事にまとめましたので、共感して頂けたら幸いです。

とは言え理屈云々では料理の魅力というのは伝わりにくいですので、とにかく食べましょう!

美味しいし安いし栄養満点ですので、万人におすすめできます。

国内外で数えきれないほど食べましたが、ここまでハズレがない料理も珍しいほどですので、もっと認知されてほしいなと思っております。

サッカーと旅をこよなく愛するブロガーです。
スペイン留学時代には学生の傍ら選手としての経験もございます。
サッカーと旅が人生のテーマです。

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