お酒を飲んでも太りにくい、むくみにくい方法って? 「食べ方」のポイントを管理栄養士が解説
時間がない日も、食べ過ぎがちな年末年始も! 肌とカラダを整える食べ方
食べ方や食べる物を少し変えるだけで、体重増加も肌荒れも体の不調も防げる! 健康・美肌・ダイエットに◎の「食べ方」のコツを、管理栄養士の浅野まみこ先生に聞きました。 【写真】おすすめのダイエットをもっと見る
●管理栄養士 浅野まみこ先生 病院や企業などで、これまでに18000人以上の栄養相談を実施。現在は、食育指導、レシピ開発、講演など多方面で活躍中。
Q 肌荒れに効果的な食べ物って?
ビタミンA、B、C、Eが多い食品 「皮膚や粘膜を健康に保つビタミンB2、B6、ビオチンのほか、抗酸化成分のビタミンA、C、Eなどを多く含む食品がおすすめ。ビタミンB2やビオチンはレバーなど、ビタミンB6はにんにくやマグロなど、ビタミンA、C、Eは緑黄色野菜などに豊富」
Q 発酵食品の食べ頃を知りたい
納豆やキムチは賞味期限間近、ヨーグルトは買ってすぐが◎ 「納豆やキムチは賞味期限が近づくほど菌数が増えていくので、まとめ買いしてゆっくり消費するのがおすすめ。逆にヨーグルトは賞味期限が近づくほど菌数が半減することがわかっているので、買い置きをしないで新しいうちに食べるのがベスト」
Q 太りにくい食べ順って?
野菜から食べるベジファースト 「ごはんやパン、麺類などの糖質から食べると、血糖値が急上昇して太りやすいのでNG。最初に食物繊維が多い野菜を摂ると血糖値の上昇が緩やかになるので、野菜から食べるベジファーストを心がけて。肉や魚を最初に食べるミートファ ーストでも。ごはんやパンなどの糖質は最後に摂るのが正解」
Q お酒を飲んでも太りにくい、むくみにくい方法って?
お酒はハイボール。おつまみは豆腐やスティック野菜に 「焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は低糖質なので、焼酎の炭酸割りやハイボールなどは太りにくいです。レモンやライムを搾って入れるとむくみを防ぐカリウムが摂れます。おつまみはたんぱく質が多く低カロリーの豆腐や、カリウム豊富なスティック野菜がおすすめ」 MAQUIA 2月号 撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 イラスト/別府麻衣 取材・文/和田美穂 構成/萩原有紀(MAQUIA) 協力/UTUWA