「しらふ」でいたい若者【消費者の目・花ちゃん】 2022年1月11日
泉谷しげるさん、伊達みきおさん・富沢たけしさん(サンドウィッチマン)、友近さん、的場浩司さん、秋山竜次さん(ロバート)と言えば、「実は下戸・お酒が苦手と聞いて驚く芸能人ランキング」の上位にランクインしたみなさんです。皆さん芸能界でご活躍されていて、お酒が強そうというイメージがありますが、「お酒が飲めない」あるいは「少しは飲めるが苦手」と仰っている方々だそうです。
このランキングは、10代から30代の男女を対象に、株式会社CMサイトが昨年の秋に実施したインターネットリサーチの結果ですが、若者のお酒離れを反映している気がします。厚生労働省の「国民健康・栄養調査(令和元年」によると、週3日以上お酒を飲む人は50代では36.8%、20代では9.6%でした。平成29年の調査では、50代が36.8%、20代が12.3%でしたので、若者のお酒離れは年々進んでいるようです。
米国で生まれた"Sober Curious"(ソーバーキュリアス)という言葉があります。 Sober(しらふ=お酒を飲まない)とCurious(~したがる)のふたつの言葉をつなげると、"しらふでいたがる"という意味になるのですが、「あえてお酒を飲まない」という新潮流が生まれています。2005年に「アルコールを飲まない」と答えたイギリスに住む若者は18%だったのに対し、2015年には30%まで拡大しているとのことです。
お酒が得意でないにもかかわらず、あるいは今日は飲みたくない気分にもかかわらず、居心地の悪さから飲んでいたとしたら、ソーバーキュリアスを経験してみることは全ての人にメリットがあると経験者は言います。自分の気分を観察してそれに従うというものですから、断酒道場とは違います。コツは自分自身に厳しくしすぎないことだそうです。
(花ちゃん)
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【消費者の目・花ちゃん】
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