飲めない人も知っておきたい! お酒の席でも「気品ある女性」に見せるためのルール
「デートしてもその後につながらない」「仲良くなりたいのに世間話がうまくできない」など、いろんな場面で自分をうまくアピールできないことに悩んでいませんか? そんな悩める女性たちを応援するべく、アナウンサーであり、マナー講師も務める田中未花さんの著書『知的で気品のある人がやっている 気くばりとマナー』から、初対面でも知的さや気品が伝わる気くばりやマナーを厳選してご紹介します。 読んですぐに取り入れられる、簡単な方法ばかりなので、ぜひ挑戦してみてください! 【マナー講師に聞く】飲みの席で絶対にやってはいけないことは?
飲めない人も知っておきたい 気品ある女性のお酒のルール
気品あるふるまいで気になるのが「お酒のシチュエーション」です。 お酒が入るとつい本音が出てしまって痛い失敗をしてしまった……なんてことがある方もいらっしゃると思います。友人同士なら笑い話ですみますが、取引先や会社関係の方との食事となると、お酒の失敗が命取りになることも。 マスコミはノリが体育会系なので、仕事後のお酒を介したコミュニケーションを大事にしている場合が多くあります。 そんなわけで、アナウンサーも、番組の打ち上げや会食など仕事関係の食事会に行くことは多々あります。次の日、朝早い放送があっても乾杯だけはおつき合いするのがルール。 ただし、顔がむくんだり寝坊したりしては大変ですので、次の日の仕事の具合を見てお酒の量を調整することは大切です。
飲めなくても、乾杯だけは……
お酒が飲めない人もいると思いますが、仕事関係の席での乾杯は周囲の方と同じ飲み物を頼むのが暗黙のルール。 乾杯をするためのオーダーの際、みなさんがビールを頼んでいる中で「私はウーロン茶を」とひとりだけ別の飲み物を頼む方がいらっしゃいますね。ひとりだけ別の飲み物を頼むと時間がかかってなかなか乾杯ができなかったり、周りの雰囲気を壊してしまったりするので、避けたいところです。 お酒が飲めない場合は、「乾杯だけご一緒させていただきます」とやんわりとお酒が飲めないことを伝えておき、乾杯だけはおつき合いしましょう。そして、乾杯では飲むふりだけをして、その後そっとソフトドリンクを頼みましょう。 お酒が好きな方は、みなさんに楽しんでもらおうと気づかってお酒をすすめてくださることも多いので、飲めない体質の方は無理をせず、お酒を飲まなくてもその場を楽しんでいることを伝えましょう。「では、私がお注ぎします」と言って、ボトルを取ってしまうのも手です。